100年の歴史を持つ実力企業
となったのは、地元に腰を据え、
着実に実績を重ねたから。

代表取締役社長

長沼 毅

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広島の主だった建築物の電気工事に関与。

創業1912年。長沼電業社は、電気工事を行う会社として100年以上の歴史を持っています。国や自治体の発注による電気工事に長く携わっており、現在も公共工事が主体。地元に腰を据え、手堅く進めることを第一に考えています。「広島国際会議場」や「平和資料館」、「広島ビッグアーチ」、「マツダスタジアム」など、広島の主だった建築物の電気工事に関与しているのは、地元密着の当社に対する信頼があってのことと自負しています。

電気や通信ネットワークは、現代の生活・産業になくてはならないもの。これらのインフラを確実に整備し、安定的に利用できるようにする電気工事・通信工事を行うには高い専門性が必要です。そんな中、長沼電業社は着実に実績を積み重ね、技術力・業務遂行力を磨いてきました。今後も、地元広島の発展と繁栄を支えるため、技術を提供していきたいと思います。

確かな品質と信頼性を提供できる実力がある。

国や地方の税金を投じて進められる公共工事には、確かな品質と高い信頼性が求められます。信頼性とはトラブルを抑える、万一発生してもあわてることなく、速やかに最良の改善策を実行する力があるということです。

加えて、様々な配慮も必要です。例えば、各種の建設物は造る際だけにコストがかかるわけではありません。造った後のメンテナンスや、解体・リサイクルにもコストが発生します。そこまでを見通した、ライフサイクルコストを抑える工夫が求められます。国や自治体には、公共財の質をできる限り長く保つ責任があります。その責任に応える工事を提供するには、私たちも新たな発想や技術を取り込まなければいけません。社会のそうした要請に一つひとつ応えていくことが、当社ならではの存在価値につながると思っています。

技術者を育てるための環境整備にも余念がない。

今後も質の高い電気工事を提供していくために最も重要なのが、技術者の力です。電気工事スタッフとして活躍する上で基本となるのは「誠実さ」でしょう。電気工事の現場には、いろんな人が関わります。自分の父親より年上の協力会社のベテランの方と同じ現場に立つケースも珍しくはありません。経験や知識で到底追いつけない協力会社のスタッフと対等に接するには、相手の意見に耳を傾け、こちらの思いをしっかり伝える誠実な態度が不可欠です。人と誠実に向き合うからこそ、相手も誠意を持って返してくれる。それが信頼となり現場を推進する力になるのです。

最近では、電気系学部の出身者に限らず、文系学部の出身者でも意欲があれば積極的に採用しています。電気に関する知識がなくとも、現場で先輩のアシスタントをしながら学ぶことができます。施工管理スタッフが1名いれば十分の現場に、教育のために新人1人を加えて配置することはたしかにコストアップと見えるかもしれません。しかし私たちはそのコストアップ分を、教育投資だと考えています。当社が独自の価値を発揮し続ける会社であるため、質の高い技術者へと育てるための環境を整備することは、経営者の義務です。全ての工程を終え、電気のつながった状態になった現場で初めて電灯のスイッチを入れる時、そこを照らす照明の明るさは格別ですよ。ぜひあの達成感を味わってほしいですね。