最新の技術にチャレンジすることで培われた実績。
当社の携わる電気工事の多くは、行政・自治体などの官公庁が発注主となるものです。
公共工事では、単にコストだけを問題にされることはほとんどありません。コストに加え、担当技術者の実績や工事の計画など、あらゆる面が検討される総合評価方式が採られます。官公庁の案件では最新技術や高度なプランニングを求められるものが多いため、難易度の高い工事を遂行できる力があるかどうか、綿密に検討されるのです。そんな中、当社は100年にわたって、その時代における最新の技術にチャレンジしてきた経験があります。その実績が強みです。
例えば、現在当社の関わるトンネル工事では、日本初の試みが行われています。通常、トンネル内に敷設する照明用の電気は交流回路で送ります。これを直流回路で送ろうというものです。これは照明にLEDを採用したため。LEDの場合、直流の方が調光を制御しやすいという特徴を持っています。また直流だとケーブルを細くできるため、トータルコストも抑えられるのです。従来とは違った方法を選択するわけですから、想定外の問題にぶつかることもあります。壁を突破するには、高い実績と知識が必要です。だからこそ、当社が施工会社として選ばれたのです。
新しい発想を求められても、それに応えられる蓄積が、当社にはあります。そして培われた新たな技術が、新たな事業領域を拓く推進力ともなっています。